12歳男児衰弱死 大阪

虐待内容:ネグレクト
発生日:2001年1月~2002年8月12日
ところ:大阪市住吉区
子の氏名:雄起くん
子の年齢:12歳
性別:男
子の状態:死亡
虐待した人(続き柄):母と母の知人(母の長男)
年齢:36歳と38歳
職業:会社員と無職
容疑:保護責任者遺棄致死と監禁致死の容疑
逮捕の日:2004年1月15日
虐待の状況:長男が自分で壁に頭をぶつけたり、家出するなどの行動が目立つなどとして、01年1月ごろ、自宅マンションの南京錠をかけた部屋に、母と母の知人は監禁。02年4月以降は、おかゆなどの流動食を1日1食程度与えるだけで、雄起君を02年8月12日午後4時ごろ、栄養失調による肺水腫で死亡させた疑い。母と知人が翌日未明、府警住吉署に届けた。長男は死亡時、体重が5歳児並みの19キロまでやせていた。長男は布団と扇風機だけを置いた4畳半の洋室に監禁されていた。昼間仕事をしている母に代わり、知人が長男の世話や家事をするようになった。長男が食事を吐いたことなどから、知人が「食事を1回にしたほうがいい」「外出しないよう鍵をかけたほうががいい」などと助言していた。おかゆにプロテイン(たんぱく質の粉末)などを混ぜた自己流の流動食を1日1食与えるだけになったのも、母が「子育てやカウンセリングに詳しい人」と信じていた知人のアドバイスだった。母は知人に毎月2万円の「カウンセリング料」を支払っていた。母は「離婚して仕事が忙しく、カリカリしていた。子どもの面倒が見られなかったので、閉じ込めてしまった。自分が悪かった」と供述。知人は「誠心誠意、面倒をみた結果だ」などと供述。

家族構成:母と母の知人はともに長男と2人暮らし。子ども同士が同級生で親しくなった。昼間仕事をしている母に代わり、知人が長男の世話や家事をするようになった。

その他:長男は4年生だった00年秋ごろから「病気」を理由に欠席がちになり、3学期になると全く登校しなくなった。この間、学校から面会要求があったが、母の知人が「病気で休んでいる。他人に会うと症状が悪化するので会わせられない」と拒否。「専門のカウンセラーにかかっている」との説明もしていた。 小学校は「知人の説明から病気による長期欠席と受け止めていた」と説明。同市の児童相談所は「虐待や不登校などの相談は一切なかった」としている。 母は、近所の母親グループの中でリーダーのように振る舞う知人を頼っていた。長男に関する対応はすべて知人が受け持ち、長男が01年に入って全く登校しなくなると知人は度々学校を訪れ「雄起君は病気。病状は一進一退」などと説明していた。担任の家庭訪問も拒み続け、担任が01年10月ごろ、「雄起君の様子を知りたい」と食い下がると、1度だけベランダにいる長男の姿を下から確認できた。「元気か」との担任の問い掛けに、長男は「うん」と答えただけだった。02年1月ごろ、知人は「春から登校できそう」と説明したが、長男が再び登校することはなかった。長男の体に暴行の跡などはなかった。マンション大家の男性は長男が監禁状態になる前、「家から閉め出されたのか、廊下で『入れて下さい』と泣き叫ぶ声
を何回も聞いた」「引っ越してきた当初は走り回っていたのに、やがて姿を見なくなった。まさか虐待とまでは思わなかった」と話す。
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by tatata24 | 2004-03-06 20:47 | 大阪府
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忘れないために・・・。ニュースは流れて消えていきます。繰り返さないために、ここに記録しておきます。(ニュースとして公表された内容です。ただし全てを網羅しているわけではありません)


by tatata24
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