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2歳男児死亡 千葉

虐待内容:ネグレクト
発生日:2011年5月26日
ところ:千葉県柏市
子の氏名:蒼志ちゃん
子の年齢:2歳10カ月
性別:男
子の状態:死亡
虐待した人(続き柄):長男(父母)
年齢:39歳と27歳
職業:無職とアルバイト
容疑:保護責任者遺棄致死容疑
逮捕の日:2011年8月9日
虐待の状況:2人は長男蒼志(そうし)君に長期間十分な食事を与えず、体調不良に陥ったのに、医師の診察も受けさせず放置し、5月26日に餓死させた疑い。死亡時の蒼志君は身長74センチ、体重5.8キロ。同年代の男児の平均を大きく下回り、皮下脂肪はほとんどなかった。腸には紙やプラスチックなどが詰まり、閉塞(へいそく)状態だった。捜査関係者は、空腹などで口に入れてしまったとみている。
父は「猫が一番かわいい。子どもより先に飼っていたから」と供述。
家族構成:
その他:母は蒼志君の出産前、14回ある健診を2回しか受けていなかった。09年1月、蒼志君に母子保健法に基づく6~7カ月児健診を受けさせた際、体重が約6.2キロしかなく、医師に低体重を指摘されたが、必要な栄養を与えたりせず、その後も乳幼児健診を受診させていなかった。3人の姉がいたが、三女は07年8月に生後3カ月で病死。小学1年の長女(6)は健康だが、次女(5)は蒼志君が死亡した際、栄養失調状態で、医師が入院させた。次女の体重は当時、平均を10キロ以上下回る約8キロだった。
父は6月8日、取材に対して、蒼志君について「摂食障害でうまくご飯が食べられなかったが、ミルクや果物を少しずつ与えていた」と育児放棄を否定。死亡直前まで病院に連れて行かなかったことについては「病院全体に不信感があった。自分たちで努力しようとしたが、結果的にこういう形になって後悔している」と話していた。
「(職員が訪問すると)威圧的な態度で、俺たちに構わないでほしいと」(柏市の児童相談室)
柏市の児童相談室によると、これまで4度、自宅を訪問したものの、1回は不在、3回は拒否。昨年9月に父から「自分の花粉症が収まる来年6月なら妻子に会わせる」と言われた。柏市こども部は「市には強制権がなく、こんな関係でも関係をつないでいくべきだと判断し、(言われた通り)今年の6月に訪問するつもりだった」という。
柏児童相談所の幹部は取材に「警察の協力を得て親子を引き離すケースもあるが、今回はそこまで必要と思わなかった。栄養は不十分だが面倒はみていた」と話す。もっとひどいケースもあるといい、「近所からの通報など、新たな不安材料が入っていれば対応は違っていた」としている。

by tatata24 | 2011-08-10 19:05 | 千葉県
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忘れないために・・・。ニュースは流れて消えていきます。繰り返さないために、ここに記録しておきます。(ニュースとして公表された内容です。ただし全てを網羅しているわけではありません)


by tatata24
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